YKKの流儀
 
 
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YKKの流儀
本のタイトル:YKKの流儀
著者:吉田忠裕

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善の巡環とは?

本書は富山を拠点とする大手ファスナーメーカーの会長が、今までの事業の歴史から今度、世の中の時代背景と共にどのような展開を繰り広げてていくかを記された書籍である。

YKKはファスナーの会社として認識されている。金額ベースでは世界シェア40%とトップに立っているが、数量では20%にとどまっていることはあまり知られていないそうだ。

つまり、80%は他社製品であり、市場の大半は中国製で、ここにどのように割って入っていくかが今後、会社の発展の鍵を握っている。

だが、実は、ここ数年でシェアは徐々に下がっている。新興国を中心に市場がどんどん拡大していったことで、世界で製造される分母が大きくなったことが原因だ。すぐ後ろには他社企業が追従してきており、このままだとどんどん落ちると社員に発破をかけている。

そこで、他社との競争力を維持するために「ファスナーは品質が第一で、技術力が重要」と考え、納得いく製品をつくる。それは、お客様に喜ばれることが、大切であり、きめ細かな顧客への対応である。

本来、企業間取り引きの場合「B to B」という言葉が使われるが、本書で著者は「ONE to ONE」という言葉を使っている。それは、社員1人ひとりが、1件、1件の顧客の要望にあうように、努力するという意味で、あえて使っているのであろう。

最後に、著者、吉田氏は一貫して富山にこだわる。その原点は「善の巡環」というYKK独自の経営哲学であり、それは、利益を会社が独り占めするのではなく、顧客、取引先にも分配し、それぞれの繁栄がそのまま社会の繁栄になるという構図なのである。

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